女優?

以前、一緒に働いていたスタッフが、
「看護師は女優ですよ♪」と言った。
ただし、演技を見せる対象観客は上司と医師限定・・ごますりや色気はいらんぞ!・・

今、定期的に、とある大学の講義に参加しています。
その講義をして下さった先生の新人の頃の症例。

大腸がん、ストーマ造設30代女性。
職業がダンサー。
再発・転移により全身状態も進行し、精神的に不安定となっている状況で、
新人で受け持った。

挨拶・笑顔、明るくと信念を持って訪問していたある日
「あんた見てるとムカつく・・」と患者から浴びせられ、その場で凍りついたそうです。

後で、患者さんは先輩看護師に泣きながら
「自分と違う世界にいるキラキラしたあの子を見ていると辛い」と語ったとのことです。

違う世界って分かりますか?
死が近い自分と、
これから希望有る人生が待っている若い看護師が眩しく、
より自分の終焉を身近に感じさせたのでしょう。

患者さんによっては、
若くて明るく対応してくれる新人看護師にエネルギーをもらう事もあるでしょう。
又、不安で、針も刺されるのも怖くて眠れない患者さんは、
落ち着いたベテラン看護師が頼りかもしれない。

患者さんの表情や病状をアセスメントし、
話しかけるトーンや表情、
沈黙の場を作る事が必要とされる看護師は、本当に女優かもしれないと思いました。

舞台袖から、石を投げられるか、
割れんばかりの拍手をもらえるかは大事なところでしょう。

そして、そんな女優(看護師)の名声を挙げるために指導する脚本家は大変だな・・・
と思って大学のイチョウの葉と銀杏を踏みしめて歩きました。(銀杏くさーい!)

by がん化学療法看護認定看護師

犬の抗がん剤・・・

わが家には2匹のミニチュア・ダックスフンドがいます。

うち、1匹が食事を食べなくなり、
痩せたので心配していたら「悪性リンパ腫」でした。

脾臓が原発で肝臓や、腸管にも転移したので手術をしました。

病理結果で上記の診断がつき、そこで
「何もしなければ、1~2ヶ月。抗がん剤治療で数か月。これもあくまでも完治ではなく病勢を抑える・・・・」
と医師から説明。

「えっ!?犬も抗がん剤??ですか。まさかCHOP療法なーんてね」と私。
「よくご存知ですね。そうです。これがレジメンで・・」!!

人間と同じレジメンで抗がん剤があるとはびっくりでした。
思わず「脱毛ってありますか?」と聞いてしまいました。
つるつるの犬っていたかな?・・
「犬はないですね。吐き気とか食欲低下などでしょうか」
とやや笑いながら回答頂く・・

術後、元気が良く食欲も体重も戻り
結局、家族で話し合いプレドニン単独療法を選択。
多剤併用は厳しいと思いました。

しかも、抗がん剤は抗がん剤。
高額です。犬には高額医療負担制度ないよな・・

ICも治療方針選択についても、人間と同じように受け止め考えさせられました。
まさか、ケモ認定で犬のケモにも関わるとは思ってもみませんでした。

あのぅ・・犬も家族なんですけど・・
忌引きはないですよね?部長様。


治療中のショコラ 8歳♀


ぐーたらマロン10歳♀(私が特別可愛がってます)

by がん化学療法看護認定看護師

甘い物と日本酒♪

土曜日に、横浜みなとみらいで乳がん術後のセミナーに参加しました。
久しぶりに質問挙手してきました。

そして、帰りは大好きなKIHACHIでおやつ。

いつもはトライフルロールなので、
今日はゴルゴンゾーラホットパイ。

出てきた印象「小さっ!・・」でも、美味しい!!

 

そして、
帰宅後は最近また家のみを再開したので、
大好きな日本酒♪と頂きものの牡蠣。

この日は野菜と一緒にしゃぶしゃぶしてポン酢。最高―。


お酒は好きなのだが、残念ながら量は頂けない。
だから家のみが楽です。

最近、有名な日本酒よりコンビニで買えるお手軽小瓶がお気に入り。
洋酒も大好きですけど、ハイボールの良さが全く分かりません。
薄めて何がおいしいの?ロックかストレートでしょう・・・

がん化学療法看護認定看護師でした

逃げた魚

某携帯電話会社のキャンペーンで
100万円の海外旅行が当選しました!!!

が、その権利は私のうっかりで無効となってしまいました。

確かに、応募の際に規約の同意をチェックしたと思います。
その中には当選の通知後7日以内に返信がなければ無効となる旨が記載されています。

けど、けど、けど、規約内容って読みませんよね?
電化製品を購入しても取扱説明書って読みませんよね?

・・・私の言い分が間違ってるのはわかってます。
ただ、あまりにも逃げた魚が大きすぎて、駄々をこねたかっただけなんです。

今日も地道に看護部で働いて、自力で100万円の海外旅行に行ってやります。

by 急性・重症患者看護専門看護師

感染対策 教育動画マニュアル作成します!

現在、感染対策教育の一環として
メーカーさんにご協力頂き、
当院で使用している輸液用ルートの特徴や使用方法、注意点についての
説明用DVDを作成しています。

先日は感染リンクスタッフ(救急外来のAさん)に出演頂き、
DVD用動画の撮影を行いました。

調剤の手順から患者さんに投与するまでの流れを演じてもらい動画にすることで
文章だけのマニュアルでは分かりにくい
実際の動きや注意点がとてもよくわかるようになったと思います。

これから、データ編集・校正作業を経て
4月の新入職オリエンテーションで初披露!となると思います。

新入職者向け教育だけでなく、
院内向け勉強会にも活用していきたいと思っていますので
病院職員の皆さん、楽しみにしていてください!

by 感染管理認定看護師

通勤時の出会い

毎日の通勤路として公園を通り抜けしており、
朝の通勤時には犬の散歩をする方とすれ違います。

よそ様の飼い犬に話しかける度胸はないので、
一方的な顔見知りの犬を見つけては密かに楽しんでいます。

最近、実家で飼っていた犬によく似た犬の名前が「りょうちゃん」と判明しましたが、
私の心の中では「マロ(家の犬の名前)」と名付けています。

お気に入りは黒のラブラドール・レトリバーで、
視線をそらさず真直ぐ前を見つめて散歩しているのですが、
人とすれ違う時には尻尾を振ってくれるんです。
かわいいー!と抱きしめたくなります(やりませんけどね)。

彼(彼女?)と逢えたらその日はLucky Day。
看護部での上機嫌な一日が始まります。

by 急性・重症患者看護専門看護師

「フォースと共にあらんことを・・(May The Force Be With You)」

私は「Star Wars」の大ファン!!ペプシのボトルキャップもコンプリートしたほど。

  

これら持ってます♪

成人になって、エピソードⅠ・Ⅱ・Ⅲが公開された時は興奮しました。
ダークサイドに変わるアナキンとオビ=ワンの死闘は必見。泣けます。

フォースには正義を行う「ライトサイド(光明面)」と、
己の欲求を満たすために、怒りや憎しみによって引き出される「ダークサイド(暗黒面)」のフォースがあります。

看護の中にもフォースはあるかもね。

フォースの主な能力
・予知⇒予測
・視覚に頼らず周囲を感知する⇒五感を使ってアセスメント
・癒しなど・・・

今年2015年12月「フォースの覚醒」公開予定が楽しみ!
私も覚醒したい!が・・・きっと覚醒して手にもつライトセーバーは赤かもしれん・・・

「恐れはダークサイドにつながる。恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛へつながる」
「今ある現実を正しく見つめようとしておらん」
「やってみる、ではない。やるのだ。試しなどいらん」

以上マスターヨーダ語録・・重みがあります

By:クワイ=ガン=ジンの弟子になりたい・・・が、
気付くとダース=モールの弟子になってるかもしれない・・・
がん化学療法看護認定看護師

「ゆず太社長!」

我が家にはおじさんみたいな犬がいます。

ゆず太といいます。ボストンテリアです。

小さい頃はあどけなかったゆず太も6歳になり、
最近は貫録が出てきました。

なにせおじさん顔なので、
散歩していると見知らぬ人に笑われることもあります。

そんなゆず太の今年の誕生日プレゼントはネクタイにしました。
きらきらスパンコールのネクタイはまるで売れないお笑い芸人・・・
ではなく社長をイメージしました。


「社長会議中の様子」

ゆず太社長!忘年会にはおいしいホネッコ用意しますね。
乾杯の音頭よろしく!

by 糖尿病看護認定看護師

トイレの悩みについて話そう

昨年の朝日新聞に
「40歳以上の半数がトイレの悩みを持っている」と記事が掲載され、
ここ最近日本でも排泄ケアを向上しよう、という空気を感じます。

そして当院が一般の方に向けて定期開催している
医学公開講座かわさき健康塾でも
「トイレのお話し」の依頼をいただくことが多くなりました。

そこで参加者の方から一言、
「専門の看護師さんに相談したい時、どこに行けば話を聞いてもらえますか?」

日本では排泄に悩みがあっても受診する人が少ないと言われています。
それは排泄へのマイナスなイメージだけでなく、
相談窓口が整っていないからでしょうか。

排泄ケアはまだまだ発展していかなければ!!

自分らしい生活を送るために・・・、
トイレの悩みについて話せる場所、機会が増えるといいなぁ。

私ももっと勉強しなければと思う今日この頃です。

by 皮膚・排泄ケア認定看護師

寄り添える看護師

先週土曜の夜、祖母が危篤だと連絡を受け、
日曜に日帰りで青森を往復しました。

40歳過ぎの私の名前をちゃん付けで呼び、
病床でもおこずかいを渡そうとしてくれるのは、
今では「おばあちゃん」だけです。

帰りの新幹線は周りに背を向け、
泣きながら戻ってきました。

病いにある人はもちろんのこと、
病いにある大切な人を思う家族にも、
寄り添える看護師でありたいです。

急性・重症患者看護専門看護師