教育・研修Education

卒後3年目以降/既卒教育

患者さん、ご家族の対弁者として、
チーム医療の中で、多職種連携の軸となれる急性期看護師になる

ラダーレベルに応じた階層別研修

卒後3年目以降は、引き続きクリニカルラダーのレベルごとに階層別研修を実施します。

既卒者については、これまでの看護師経験に応じてラダーレベルを設定します。
また部署では、既卒入職者にもフォローをつけ、部署全体でフォローアップをします。

各部署の既卒者フォローについては、各部署紹介ページをご覧ください。

病棟紹介ページ

クリニカルラダーについて

部署での役割を果たすことで成長する

3年目以降は、部署における役割が付与されます。
日々の臨床経験とラダー階層別研修によるフォローアップに加えて、部署から与えられた役割を果たしていくことで、看護師として成長をしていきます。

教育ローテーションを経験し、プリセプター・リーダーの役割を果たしていくことで、5年間で、一人前の急性期看護師を目指します。

卒後2~3年目:教育ローテーション

“一貫した看護を学ぶこと”と“他部署理解”を目的に、 2~3か月の期間で教育ローテーションを実施します。
各医療センターではセンター内の3病棟間でのローテーションを実施。また、手術室と一般病棟間、救急外来とユニット・一般病棟間でのローテーションも適宜実施しています。

一貫した看護を学ぶ:

入院~術直後、退院後を見据えた一貫した看護を学ぶことで、看護師としての視野を広げる

他部署理解:

“相手の立場に立ち、相手の考えを尊重する”という、チーム医療の基本を理解する

卒後3~4年目:プリセプターを担う

プリセプターは自分自身も大きく成長する機会です。

2年間かけてインプットしてきた看護知識・技術を、アウトプットしてプリセプティに伝える過程で、知識・技術がより確かなものになります。
また、プリセプティの個別性を捉えて1年間支えていく過程で、患者さんの個別性を尊重する看護の幅が広がり、看護師として深みが出てきます。

プリセプター経験を自身の成長に繋げるために、当院ではプリセプターに対しての研修も実施しています。

卒後3年目以降:リーダー業務

3年目からリーダー業務を開始し、およそ2年間かけてリーダー独り立ちを目指します。

リーダーは“業務の振り分け”、“他部署・他職種との橋渡し役”、“メンバーのサポート”など多くの役割を担う重要なポジションです。
リーダーを経験することで、アセスメント力・コミュニケーションスキル・情報収集力・交渉力などが身につき、一人前の急性期看護師に成長しています。

5年間で、チーム医療の軸となる
一人前の急性期看護師になれる

患者さんに一番近い医療者である看護師は、患者さんの代弁者となる職種です。多職種チーム医療の中で、患者さんの代弁者として、チームの軸となれる急性期看護師に成長することを支援します。

6年目以降のキャリアアップについて

6年目以降は、個々のキャリアプランが明確になってくると思います。
管理職を目指す方、教育に興味を持つ方、認定看護師・診療看護師などのスペシャリストを目指す方、それぞれのキャリアプランを尊重して、必要な支援をしています。