一般病棟
病棟紹介
消化器病センター
脳血管センター
9階北病棟
川崎心臓病センター
川崎大動脈センター
10階南病棟
消化器病センター(消化器外科/呼吸器外科/乳腺外科)
10階南病棟は、消化器外科・呼吸器外科・乳腺外科の患者さんが入院しています。がん患者さんが多く、手術療法・放射線療法・緩和ケア療法など、がん患者さんに必要な治療を一貫して提供しています。また、消化器病センターとして消化器内科の患者さんを受け入れることもあります。消化器疾患全般の外科的・内科的治療に携わっています。
主な対象疾患・治療
消化器外科領域
食道がん、胃がん、肝臓がん、膵臓がん、大腸がんの手術や化学療法、放射線療法を実施
呼吸器外科領域
肺がんの手術や化学療法、気胸の手術や胸腔ドレーンを用いた保存的療法などを行っています。胸膜癒着療法なども必要時実施しており、呼吸器外科での治療実績も増えています。
乳腺外科領域
乳がんに対しての治療を外来部門と連携して行っています。乳腺外科医師も増え、治療件数も増加していくと思われます。
私たちの看護の概要
がん患者さんが多いため、手術療法・化学療法・放射線療法実施中に必要とされる看護の提供を主に行っています。しかし、急性期だけではなく、緩和ケアを必要とされる時期にも携わることもあり、広い視野や豊富な知識を必要とされます。
またがん患者は、手術後も経過観察や追加治療のために外来通院を必要とする方が多いため、外来との連携も密にしています。
多職種連携にも重点を置いており、病棟内をストーマ・退院支援・緩和・NSTの4つのチームにわけ、医師・看護師・他関係職種が定期的にカンファレンスを開きながら、活発に活動しています。退院後も見据え、切れ目のない看護が提供できるように多岐にわたる調整を各チーム協力して日々行っています。
こんな看護知識・技術が身につく
手術件数が年間1,000件を越えますので、手術前後の看護は確実に身に付けることができます。また、緊急手術も多く、ストマ造設件数も他施設に比べ多いので、ストマサイトマーキングからストマ管理・指導までストマに関しての知識は、術前術後の看護とともに身に付けることができます。
また、院内にWOCもおりますので、局所陰圧療法などの最新の創傷ケアを医師・WOCとともに実施できたり、ドレーン管理など外科看護師として必要な秘術をしっかりと身に付けることができます。
私たちの看護の魅力
10階南病棟は病院内でも平均年齢が若い病棟です。若い子たちが多く、フットワークが軽い、さらにチームワークがピカイチなので、急変があっても対応が早いと思います。中堅看護師も多いので、指導力は高く、後輩指導にも力を入れています。しっかりとした指導でどの看護師も基礎を固められるので、ムラの無い看護の提供が行えていると思います。
私たちの取り組み、目指す看護
日々勉強を怠らないよう、1年間の勉強会の計画を立案し実施しています。医師主体、看護師主体でそれぞれ勉強会を定期的に行い、病棟全体で知識の向上に努めています。
「質の高い看護の提供が行える」ことを病棟目標に掲げ、知識の向上だけではなく、技術面や接遇面などもレベルの向上にスタッフ全員で試行錯誤しています。
「この病院に入院してよかった」と思っていただけるような看護の提供を目指しています。
教育・フォローについて
新卒は、1年間マンツーマンでプリセプターがつき、個々のレベルに合わせて対応。受持ち人数の検討や苦手課題の克服に向けてフォローをしています。新人が相談しやすい環境づくりを心掛け、安心して1年間過ごせるようにしています。
2年目まではフォローがつき、つまずかないようにしっかりと支援しています。悩みなどに応え、科長など上長につなげ、働きやすい環境を整えます。必要があれば、2年目以降もフォロー継続も相談可能にしています。
既卒者にもプリセプターをつけ、溶け込みやすい環境を整えています。個々のレベルに合わせてフォローし、安心して働ける体制をつくっています。
※教育プログラムはこちらからダウンロードできます。
教育ローテーション制度で一貫した看護が学べる
消化器病センターでは、教育ローテーションの体制も整えており、ラダーに沿って、3ヶ月~半年の期間で教育ローテーションを行っています。 教育ローテーションでは、10階南病棟・10階北病棟・HCU・内視鏡室・外来部門の5つの病棟・部門を経験することができ、これも当センターの魅力の一つです