頑丈な人々

インフルエンザがピークを迎えている様子です。
が、
当院の職員は散発はしているものの、一桁台です。
800名以上の職員がいるのに、これはもしかしたら
素晴らしい感染管理か、健康管理かも知れません。
(単純に頑丈な人々かも。)

寒波とダイエット

久々に「寒っ」という感じの朝です。
新聞記事に寒い方がカロリーを消費すると載っていました。
なぜか・・・
人間は、常に自分の体温を約36度にキープしておく必要があるんです。
だから外が寒いと、カラダは頑張って体温を上げようとする。
つまり基礎代謝は上がるんです。
ただし・・・
きちんと活動すればの話。
冬眠モードでは効果はありません。

立春とはいえ

立春とは思えない天気ですが。
毎年この日は寒さがピークになる時期です。
そういえば昨年も・・・

これから暖かくなるのですね。

手加減

「手加減」は看護を受ける患者自身が評価するものです。
患者自身が看護操作から受ける「快・不快」の印象で評価されます。
これは「手順」「手際」などとは、明らかに異なります。

ヴァージニア・ヘンダーソンは「看護は人間の基本的欲求を基礎としているものである」と繰り返し述べています。
患者が抱く基本的欲求を無視しては看護は成り立たないとさえ言っています。
患者がこちらを評価することに違和感を覚えるようでは、
その人がやっている仕事がいかにスムーズに運んでいても、それは看護とは程遠いものになってゆく恐れがあります。by 武内敦郎先生

自分の行っている業務は作業になっていませんか?
今一度「仕事とは?=看護とは?」を考えてみましょう。

手際がよい

「手際がよい」とは素早いことではありません。
鮮やかに流れるように、遅滞なくことが運んでいること。
それは必ずしもスピードではないのです。
無駄がなく、もたもたしないこと、というとわかりやすいでしょうか。
手順が頭にあって、無駄のない動きを間違いなく行えることが、
落ち着いた手つきでも結果的には早く終わるということです。
手際がよいとは、
スピードよりも頭を使う意味が大きいのです。

手順

「手順」
日常のありふれた場面、例えばバイタルサインのチェック。
これにも手順があります。
体温、血圧、脈などの順番が違ったりすると、意外と時間を要するものです。
手順は頭に入っていないと、役に立ちません。
良い「手順」はまず頭を使うことです。
事前に頭の中で手順をたどることを、シミュレーションもしくはイメージトレーニングと言ったりします。
3つの手は実は頭を使うことから始まります。

看護に必要な3つの手

「元医者、現患者から見たナースの仕事」という連載があります。
ここに看護の「手」について書かれています。
呼んだ方も多いのではないでしょうか。
「看」という字は、目の上に手をかざしている様を表していると言われます。
この「看」という字をつくる「目の働き」は重要で、
看護は観察からといわれる所以でもあります。
そして「手」についても必要なことが3つあります。
・手順
・手際
・手加減
手加減と来たか!という感じです。

気配

医療従事者たるもの、
気配を察知しなくてはなりません。
感染症はうつるんです~
感染症の気配を察知しましょう。
無理か・・・
看護には気配り・心配り・手配りが大切です。
気配を察知して、心配してあげて、手配するんです。

きちんとする

「きちんとする」とは。
「きちんと」=間違いなく(正確に)、整然としたさまで、厳密に、正しく・・・
行う事。

「きちんとしなさい」とよく叱りますが、すごく難しい要求していたのですね。