感染管理は危機管理

11月も終盤を迎え、あっという間に年末に向かいます。
毎年毎年1年は早いなと言ってます(何も学んでない?)
ふと周囲を見渡せば、街はクリスマスのイルミネーションに。
なんとなくhappyーな気持ちになります。
しかし
病院はと言うと、冬にはお決まりのインフルエンザに始まり、
さまざま冷たい空気が好きなウィルスによる感染症の発生が心配される時期です。
患者さんも働く職員も、どうか多くの発症がなくこの時季が過ぎますようにと願ってやみません。
そこで発揮される看護管理者の危機管理です。
感染対策チームと連携を図り、いかに早期に対応するかがkey wordになるでしょう。
なんといっても大切なのは、体力の温存には欠かせない栄養バランスに注意すること、
そして何よりも一番大切なのは睡眠ですね。
これから忘年会の時期にも入り、一年で一番体調管理が重要な季節かもしれません。
口うるさいくらいに、手洗い・うがいを含むスタンダードプリコ―ションの徹底を図り、
感染接触を最低限度にする配慮をしたり、この時期が早く過ぎてくれればと思う管理者は少なくないと思います。

冬の青空は空気が澄んでいるので、遠くにきれいに富士山が見えるのはうれしいです。
ひと時の癒しを目に、今日も空気が冷たくて、乾燥しているなーと考える朝。
感染症も注意が必要ですが、火災にも気をつけて下さい。

職場環境を整える

「今が一番いい時よね~」とは、子育て中のママさんを相手に、
しばらく前に子育ての終わった先輩が発する声かけの、あるあるです。

髪を振り乱し、3人の子供の送り迎えをしていた頃に、私もよくいただいた言葉です。
その頃は「何がいいのだー!」と思ったものでしたが、時代は巡り、
子供も独立してしまうと、あの頃はよかったのかと遠い目になる今日この頃です。
さて
世の中、少子化といいますが、看護師たちは産休・育休・子育て中ナースが多いと感じます。
看護の現場は厳しい場面も多々ありますが、働く女性の環境として病院の制度・システムは
優しいのかも知れません。
女性が大勢を占める職場だからでしょうか、女性の管理者が多いからでしょうか。
働きやすい職場づくりに、良き先輩ナースの姿はロールモデルとして欠かせません。
様々な勤務形態や制度の取得奨励などに取り組んで、
出産や育児というライフステージの中で、キャリアの中断はあったとしても、
継続していける職場であり続けたいと思います。
一人一人が働き方を考え、仕事や生活を充実させ、よりよく生きることができる
そんな職場でありたいですね。

11月21日は「世界ハローデー」

1973年
紛争の続いた中東和平を願うある兄弟が
「世界中の人が10人に「ハロー」と声をかけよう!」と
提唱したことが始まりと言われています。

挨拶によって対話を生み
争いではなくコミュニケーションによる平和を広める
ことを目的としています。

現在は180以上の国が参加して
身近な挨拶の力を通して優しさや理解を広げる
特別な記念日として知られています。

知ってた?

ちなみに最近市民権を得ている心理的安全性
この安全性を育む魔法の言葉は
「ありがとう」だそうです。

視野を広げる

「視野を広げる」とか
「アンテナを高く」とか
研修などに参加すると良く聞く台詞です。
でも具体的にどう行動すると、視野が広がるとか
アンテナが高くなるのか、そこのところが今一つ不明瞭で
腹落ちしない感じが残っていました。
そこでふとWEB検索でもしてみようと
「視野を広げる具体的行動」に関して、検索してみましたら…

こんなん出ました ( ´∀` )

検索の方法は間違っていなかったと思います。

ひとりごと 

最近独り言が多くなったと感じます。
そこで
つぶやくことで人生が好転する(らしい)ひとりごとを
共有しようと思います。
1.忙しいときは  「私って人気者」
2.失敗した時は  「慣れてないだけ」
3.緊張してきたら 「経験値get」
4.壁を感じたら  「ステージが上がる時」
5.違う意見がきたら「偉くなるチャンス」
6.上手くいかない時は「伸びしろ発見」
7.不安を感じたら  「情報が足りてないだけ」
8.挫折を感じたら  「人生ネタ増えた」
9.やる気が出ない時は「ゴールはどこだ」
10.他人と比べたら  「主人公はわ・た・し」
自分への言葉かけを変えると、選択肢は好転すると言われています。
ポジティブシンキングですね。

占いは信じる方ですか

巷には様々な占いがあります。
日々思うところがあり、久しぶりに人生占いなど試してみようかと・・
星座とか血液型、干支とか、手相やタロット、水晶玉とか。
先日お会いした方が、偶然にも誕生月が一緒で生まれ年も一緒でした。
つまり同級生。
そこで干支や星座の話から、血液型の話に広がり、
血液型も一緒だったらどうしようなんて考えていたら・・・違いました。
血液型性格診断なるもの、
一度くらいは皆、何かしら読んだことがあるのではないでしょうか。
医学的には根拠がないとされていますが、血液型は遺伝情報なので、
人としての形質?に関連しても良いという気もしなくもないです。
そういえば、以前に呼んだとある医学会系のコラムに
「がんにかかるリスクは血液型によって異なる」という医学論文が
掲載されたという記事が載っていました。
米国有名大学の医学研究です。対象者の国籍等も勘案すると
血液型だけではない他の要因も多分にありそうですが。
このような研究をしているところがあったんだ・・・・・
という新鮮な驚きのようなものは感じました。

で、占いの結果は御想像にお任せするとして、
今年もあと少しなので、来年の占いをすることにしました。

褒めると叱る 褒めて育てる

ここ最近は「ほめて育てることが大切」と言われていますが。
ほめる指導が良い、だから怒ることはダメ。叱る時にも慎重になどと、
なんだか指導する立場の先輩や管理者がビクビクしてしまいます。
パワハラに該当するような行動は論外ですが、
でも
ほめて育てるというのは、新入職員を甘やかしたり退職させないための策ではないはずです。
新入職員が適切なケアを安全に実施できるように育って欲しいと考えると、
具体的にできた事をほめる指導が効果的だという意味です。
感情的に怒るのではなく、きちんと何が良くないのかを指摘することが指導者には大切です。
とは言うものの、新入職員に泣かれると困りますよね。
厳しい言い方をしたつもりもないのに泣き出す新人を前に、
泣きたいのは私のほうだと思ったり、他の職員の前で格好悪いと感じたりします。
泣かせてしまったと申し訳ない気分になったり、逆に周囲から怒られないかと気になったり、
様々な感情がよぎります。
泣いている側も、自分のふがいなさに情けなくて泣いているのか、
指導者が意外と怖かったのか、
緊張や不安の中で周囲の人の何気ない言葉に想像以上に傷つくこともあります。

何で泣くの?と聞いても、解決にはなりません。
そんな時は、黙って泣き止むまで待ってあげましょう。
周囲に人が多い場所や患者さんの前なら別の場所へ移り、落ち着いてから涙の元を探りますか。
そして次はどうすればその状況をクリアできるかを一緒に考えていくことです。

そういえば、私が病棟師長クラスだった頃、新卒が泣いているのを、
わざわざ「○○先輩が泣かせてます」と、教えてくれたスタッフがいました( ´∀` )
さてさて、
皆悩みながら大きくなるのです。
自分は一人じゃないと思える関係作りをしていきましょう。

ナースの法則 200

看護倫理や、看護哲学の本ってちょっと難しいと思いますが
この本は、「看護」について考えたくなります。
1~200まで格言があるので一部ご紹介します。
以前にもブログで紹介したと思うのですが、検索したら・・在庫なしになっていました。
(残念! 再版希望します)

53:リーダーにはリーダーシップ酵素が必要である
リーダーは素質が40%、学習が60%。
アルコールを分解する酵素を持っていない人にアルコールを勧めるのは危険なように、
リーダーシップ酵素の少ない人にリーダーを進めるのは危険である。

91:看護師が忙しい時、一番我慢しているのは患者さん
看護師が忙しくて辛い時があるが、もっと辛いのは患者さんである事を忘れてはならない。

92:自分の親を入院させられない病棟では働かない
親を入院させられるくらい自分の病棟のケアに自信がなければならない。

120:医師は医療チームの一員であって、看護師の上司ではない
新人看護師が陥りやすい勘違い。医師は上司ではなくチームの一員。

152:勤務はじめの急変の多くは、前の勤務者の観察不足から起こる
患者からサインは出ている。見逃すと急変につながる。

184:冷たい気持ちは伝えようとしなくても伝わる
温かい気持ちは伝えようと努力しなければ伝わらないが、冷たい気持ちは何もしなく
ても伝わってしまう。注意しよう。

200:幽霊を見た時は、体調/精神状態をチェックしよう
幽霊を見る時は、テンションが落ちていたり、何かに過敏になっている時が多い。
体調をチェックしよう→幽霊は見なくても、自分の体調管理は大事。

200はツボりました。
旧病院時代に見える先生がいたなーと思い出しました。
そして152…考えさせられます。

探し物はなんですか

最近、やたらと探しものをしていることが多い気がします。
「ここに置いたはず・・・」
確かここに置いたと思われる場所を何度も何度も探すのですが見つけられず、一旦探すことを中止。
結局モヤモヤ、イライラしながら自分に嫌気がさし、その日は諦めて寝てしまったりします。
翌日、
置いたと思われる場所に立ち、再度、「探し出す」決意を強くし、探す手順を考えチャレンジします。
「置いたはず」の場所にとらわれず、他の場所に切り替え、思い込みを捨て開始すること数分後、、
「こんなところにあった」という具合に一安心という結末を迎えます。
こんなことをしながら、ふと
人生100年時代と言われる中、
生活も働き方も選択肢が広がり、いよいよ体力と能力に照準を合わせて、
自分探しを始める時期かなと思うのでした。

毎年この時期になぜか焦る

早いもので、今年も残すところ1ヶ月余り・・・
毎年毎年「光陰矢の如し」を実感するに至り、自分の年齢はもはや不明です。
月日の経つのはあっという間で二度と戻ってこないから、
無為に送るべきではないという戒めを含んでいると、辞典にはありますが、
毎年この時期に来て慌てることの多い人生を繰り返している感じがしています。

知り合いの一人は、国内外を飛び回る忙しい仕事人です。
インフルエンザやコロナが流行っているので、
うがい・手洗いの励行で体調管理は油断せずに~とメールしたところ、
今日は滋賀県に来ています(笑)と返信が来ました。
先日は富山にいたような。。
仕事が立て込んでいる時は、気持ち的にも緊張し、
意外と風邪などひかない印象ですが、一段落して気持ちがふと緩んだりすると
疲れが出るのと同時に風邪ひいたりしますよね。
私も一時は流行に乗り遅れるタイプで、
季節外れに一人家でポツン・・・としていました。
普段から自分の体調を意識して、仕事もoffも楽しめるためには、
健康体でいることが本当に大事です。

毎年この時期になぜか焦ることの繰り返しだとしても、
年に最低1回は、自分の体調や健康、家族の健康を考え生活を振り返っている
から、まぁいいかと。