欧米と日本の医療の違いという言葉は、よく耳にします。
ケアそのもの=提供される医療・看護には大きな違いはないでしょう。
もちろん医療制度は違います。
例えばケアに対する考え方、文化(これは大きい)が違います。
家庭医が浸透している欧米では、患者さんの生活にベースが置かれているので、
在宅が考え方の中心にあります。
在宅医療を続けることが難しい時に、入院するのですね。
できることはご自分で、という考え方が浸透しているので、基本的に見守りが多くなります。
日本では、手際よく介助して短時間で効率的にという考えを重宝しがちですが・・・。
これからの医療は、発想の転換を本気でやらないとイケないと感じました。