~エコノミー症候群の予防~
昨日、水分摂取は大切と書いたのですが、
水分摂取とともに、適度な運動(簡単に体を動かす)も必要です。
災害時だけでなく、天候悪化で外出があまりできない梅雨時、台風時期など
家の中でも意識して足首を動かしたり、
もも上げをするなど身体を動かしておくことが大切です。
「エコノミークラス症候群」という単語は、かなり市民権を得られたと
考えています。これは
足や下半身などにできた血液のかたまり(血栓)が、
血の流れに乗って肺の血管(肺動脈)につまり、
胸の痛み・呼吸困難・循環不全などをきたす病気です。
正式な名前は「肺血栓塞栓症はいけっせんそくせんしょう」といいます。
「エコノミークラス症候群」という呼び名は、
飛行機などの座席で長時間じっとしていて急に立ち上がったときなどに
発生しやすいことから付けられました。
飛行機だけでなく、たとえば自家用車のなかで寝泊まりしている場合などでも、
足に血栓ができやすく、発症しやすくなります。
重症になると命にかかわることがあるため、病気の正しい理解が大切です。