手際がよい

「手際がよい」とは素早いことではありません。
鮮やかに流れるように、遅滞なくことが運んでいること。
それは必ずしもスピードではないのです。
無駄がなく、もたもたしないこと、というとわかりやすいでしょうか。
手順が頭にあって、無駄のない動きを間違いなく行えることが、
落ち着いた手つきでも結果的には早く終わるということです。
手際がよいとは、
スピードよりも頭を使う意味が大きいのです。

手順

「手順」
日常のありふれた場面、例えばバイタルサインのチェック。
これにも手順があります。
体温、血圧、脈などの順番が違ったりすると、意外と時間を要するものです。
手順は頭に入っていないと、役に立ちません。
良い「手順」はまず頭を使うことです。
事前に頭の中で手順をたどることを、シミュレーションもしくはイメージトレーニングと言ったりします。
3つの手は実は頭を使うことから始まります。

看護に必要な3つの手

「元医者、現患者から見たナースの仕事」という連載があります。
ここに看護の「手」について書かれています。
呼んだ方も多いのではないでしょうか。
「看」という字は、目の上に手をかざしている様を表していると言われます。
この「看」という字をつくる「目の働き」は重要で、
看護は観察からといわれる所以でもあります。
そして「手」についても必要なことが3つあります。
・手順
・手際
・手加減
手加減と来たか!という感じです。

気配

医療従事者たるもの、
気配を察知しなくてはなりません。
感染症はうつるんです~
感染症の気配を察知しましょう。
無理か・・・
看護には気配り・心配り・手配りが大切です。
気配を察知して、心配してあげて、手配するんです。

きちんとする

「きちんとする」とは。
「きちんと」=間違いなく(正確に)、整然としたさまで、厳密に、正しく・・・
行う事。

「きちんとしなさい」とよく叱りますが、すごく難しい要求していたのですね。
       

ローカルルール

統一したはずの事柄が、なぜか周知されていない・・
撤去したはずのモノが、なぜか元に戻される・・
こんな場面はありますか?
指導・教育が悪いのか、そもそも聞く気がないのか?
「周知徹底」が完璧にできる組織にしたい。
何度も同じことを言うのは疲れる~と聞きますが、
何度も同じことを繰り返し言わなくてはいけない世の中です。
コミュニケーションは内容よりも回数だそうです。

インフルエンザ

インフルエンザの特徴
•潜伏期間 … 1~3日
•感染経路 … おもに飛沫感染(※)
•発症 … 急激に38℃以上の高熱が出る
•症状 … 悪寒、頭痛、関節痛、倦怠感などの全身症状、咳、痰(たん)、
     呼吸困難、腹痛、下痢などの胃腸症状 など
•療養期間 … 一週間程度

※飛沫とは、くしゃみや咳(せき)などで唾液や鼻水が小さな水滴となって飛び散ること。

愚息が上記症状にて受診したが、マイナスでした。
知恵熱か???急激な高熱だが・・・。
うつらないように、対策を講じなければ。

冬の脱水

インフルエンザの足音は・・とりあえず施設内での発生はありません。
これは維持していかなくてはなりません。
昨年も我々は頑丈なのか?と思うほど、他に比べて少なく推移しました。
感染管理の腕の見せ所でしょうか。
我が家の愚息は
「絶対にかからない」と断言しています。
この意味不明な自信がどこから来るのか理解に苦しみますが、
冬は乾燥など、体調管理の重要性の増す季節です。
急激な寒波に襲われる日本列島ですが、寒い時期の脱水も怖いですから。

有言実行

 有言実行とは、口に出したことを必ず実行すること。
 この言葉は、黙ってやるべきことをやるという意味の「不言実行」の「不言」を「有言」に置き換えて作られた四字熟語です。
 もともとは、ああだこうだと能書きを並べずに行動で示す「不言実行」が立派であると考えられていたのです。
最近は、「有言実行」の方が立派だと考えられるようになったのか、
言ったらやるという決意表明なのか。
もちろん、いまもむかしも「有言不実行」が最悪であることにかわりはないです。