手際がよい

「手際がよい」とは素早いことではありません。
鮮やかに流れるように、遅滞なくことが運んでいること。
それは必ずしもスピードではないのです。
無駄がなく、もたもたしないこと、というとわかりやすいでしょうか。
手順が頭にあって、無駄のない動きを間違いなく行えることが、
落ち着いた手つきでも結果的には早く終わるということです。
手際がよいとは、
スピードよりも頭を使う意味が大きいのです。