復職支援セミナー

カムバック・ナース!
というわけで、本日は復職支援セミナー 第3回目を開催致しました。
何らかの理由で、臨床の場から遠ざかっていた方々へ。
看護師資格は国家資格であり、眠らせていては勿体無いですよ~。
これからの超高齢社会において活躍が期待されている職種ですよ~と、
背中をほんの少し押すお手伝いをしています。
ブランクが10年以上という方は珍しくなく、
この復職セミナー受講をきっかけに、当院や近隣施設へ就職された方も多数います。
当院では、勤務形態は選択可能ですので、非常勤からスタートして徐々に勤務時間等を
延長していくスタイルで無理なく臨床に戻るというのもOKです。
長く非常勤で勤務されていた方が、4人のお子さんを育て上げ、
常勤へ変更をされたという事例もありました。
何らかの形で臨床に関わり続ける、働き続けることで看護を継続できます。
自分の中の看護知識・技術を常に最新の状態に維持することも可能です。

久しぶりの白衣に身を包み、点滴準備やAEDなどの練習をしている皆さんは、
楽しそうですよね。

次の第1歩を期待しています。

看護師が大切にしたいもの

「青いお空のそこふかく、海の小石のそのように
 夜が来るまでしずんでる、昼のお星はめにみえぬ。
 みえぬけれどもあるんだよ、みえぬものでもあるんだよ。」
金子みすゞ「星とたんぽぽ」

看護師の支えは、この星のようなものであってほしい。
病気の暗闇の中でこそ、患者さんの心に光を与える存在でないと・・・。
こんな書き出しの文章が目に留まりました。
看護師を想定して書いた詩ではないでしょうが、共感できますね。

先日ある看護師とお話していましたら、
自分が高校生の頃「看護体験(職業体験)」で、お世話になった看護師にあこがれて
看護の路に進んだそうです。
以下、彼女の台詞・・・
職業体験で看護師の仕事を見る機会がありました。
看護師さんは患者さんへ処置を実施していました。
それはとても痛そうで、辛そうで、患者さんに厳しいのではないかと感じました。
「なぜ、あのような(処置)をしたのか?」という疑問が顔に出ていたのだと思います。
看護師さんは、丁寧に説明してくれました。
その処置をすることで、その後が気分よく安楽に過ごせるのだということ。
一瞬は辛さがあるかも知れないけれど、
実施しないとずっと苦しい状態が続いてしまうのだということも、その時知りました。
その話を聴いて、看護師の優しさは簡単ではないなと考えました。
優しいとは、どういうことなのかを考えました。
そして、看護はとても難しいけれど、やりがいのある仕事に違いないと思ったそうです。

素晴らしい!
きっと素敵な看護師になることでしょう。その時の気持ちを持ち続けて欲しいです。
看護師の皆さんには、きっとこんな一瞬、こんな経験があると思います。
一瞬一瞬を大切にして欲しいです。

金平糖

金平糖(こんぺいとう、コンペイトー)
カラフルでかわいらしく、万人受けする日本のお菓子。
砂糖と下味のついた水分を原料に、表面に凹凸状の突起(角状)をもつ
小球形の菓子。

【語源はポルトガル語のコンフェイト(球状の菓子の意)。
金平糖はカステラ・有平糖などとともに南蛮菓子としてポルトガルから
西日本へ伝えられたとされる。
初めて日本に金平糖が伝わった時期については諸説あるが、戦国時代の
1546年(天文15年)とも言われる。】

ネパールにも、まさに同じものがあるそうです。
ただし、お菓子としてではなく、神様へのお供え物としてだそうです。
先日、厄年を迎え撃つべく集まった家人の友人諸兄は、市内でも有名な
神社へ厄払いへ赴きました。

そこで頂いて来たものの中に「金平糖」がありました。
神様にお供えして、それからありがたく頂くのだそうです。

効果の程は後日確認するとして・・・、金平糖はおいしかったです。

説明・見学会、採用試験日でした

今日は午前中に病院説明・見学会、午後に採用試験を実施いたしました。
見学会は南北遠いところから来て頂きました。
感謝、感激!!
学生の皆さんにとって就職する際には、どんなところが一番興味があり、
かつ心配な部分なのでしょうか。
アンケートでは、教育体制や人間関係といったものが多かったです。
この傾向は大きな変化はないように感じます。
ということで当院看護部の概要をお話した後は、教育面でのサポート体制について
お話をしました。
なんとなく不安が解消できればOKです。

さて、施設見学ですが~
当院は地上11階建て、11階にはラウンジや屋上庭園があります。
(少々、狭いですが・・)
見学時にこの屋上庭園で、当院医師若干名がパンを食していたそうな・・・
学生さんの台詞
「わぁ。ドラマみたい」
おおぉ・・この感想は初です!
TVドラマみたいな雰囲気出てたかな?
見られてますよ~、職員の皆さん。常日頃から行動には注意を払いましょう。

白バイ

白バイやパトカーを見かけると、
悪いことはしてなくても何だか気持ちがピリッとしますよね?
この画像のバイクを見てもそんな気分になるでしょう。
しかーし、この白バイよーく見るとあることに気が付きます。
白バイに書かれている文字に注目してみると・・・。

Twitterに投稿されていたものを、愚息が見つけました。
これは、なかなか・・・。
ふと10月末日のハローウィン協奏曲in日本の街並みを見て、
海外の方が、ハローウィンは子供の行事だけど日本では大人が
仮装することができて楽しいと話していたのを思い出しました。
日本の場合は、仮装ではなくコスプレの領域かと。
上記の白バイもそれかと思いきや~。
なんと!こちらは交通事故防止に一役買おうと考えた
教習所教官の方というから・・・
素敵なアイデアです。

寒さが本格的にやってくる

今日は寒さが身にしみますね。
日中でも最高気温は12月並みだそうです。
気がついたら11月に入っていました。
寒いわけです。
最近は「気がついたら、もう◎月」という感覚が多いです。
齢を重ねる度に1年が早いので、困ったものです。
ハローウィンが終わったかと思ったら、どこもかしこも
もうクリスマス一色です。
季節行事が目白押しです。
そんな中、ヒタヒタと忍び寄るのは〜
『インフルエンザ』
今年もやってきましたインフルエンザの季節といった感じです。
すでに市中では流行り始めています。
出始めは潜伏期もありますので、突然の発熱、関節痛など
症状がいつもと違う、やや重たい感じのする風邪症状は
すぐに疑って下さい。
検査で陽性反応が出なくても、疑わしきはインフルです。
予防法の基本は
1.うがい 2.手洗い 3.睡眠 です!
人混みを避けたくても避けられない場合は、マスク装着も効果的です。
さて、栄養をきちんと取って本格的冬に備えましょう。

(クマかお前は。。。。)という外野の声は無視。

電車内で具合の悪いお客様が・・・

「電車内で具合の悪いお客様がいます。ただ今救護活動を行なっています。」
という車内放送で15分くらい電車が止まりました。
しかし、どなたかが非常ボタンを押した様子ですが、
非常ベルが救護活動終了まで、ずっと鳴っていまして・・・
このベルは止めない決まりなのでしょうか。
急病人救護は、ほんとにそのままだそうで、時間がかかる救護は、
いきなり車内で倒れたりした場合に
動かしてよいかどうかは判断できないため
救急隊の到着を待つから時間がかかるのだそうです。
よくTVドラマで飛行機などは
「お客様の中に、お医者様はいませんか?」的なシーンがありますが、
電車内でそのようなアナウンスを聞いたことはありませんね。
救急隊が到着するまで、少しでもより良い対応ができるのであれば、
「車内にお医者様はいませんか?」とアナウンスがあってもいいような。
しかし・・・お医者様を探すより救急隊が来るのを待ち、
然るべき医療機関へ搬送するほうが早いか。
私はと言えば・・・
臨床現場から離れて○年。実務経験が乏しくなりつつある今日この頃。
新入職員へ自己学習を促す前に、自分が学習しなくてはいけないと、ハタ!
と気が付いた次第です。
救命処置や病状アセスメントが衰えないように、
医療従事者として恥ずかしくないように、日々鍛錬します。

石心会看護師研修会開催

当法人には、SNE=石心会看護師教育という仕組みがあります。
年1回、各レベル(スタッフ、主任、科長)で法人全施設看護師対象の
研修を開催しています。
今回はスタッフ研修です。
総勢60名のスタッフが参加し、企画運営側を含めると約80名に
なります。
今年度のテーマは「ハラスメントについて」
様々なハラスメントがあり、
自分たちが被害者のみならず加害者にならないような、基礎知識と
回避のための方法を学び、日常に活用してもらおうという研修です。
グループワークなどは、ほぼ初顔合わせの他事業所の方々とですが、
皆さんスムーズにコミュニケーションをとられていました。
さすがですね。
研修内容はわかりやすく、日常に潜むハラスメントを考えながら、
病院あるあるみたいな事例を織り交ぜ、活発でした。

ロールプレイも取り入れていただいたのですが、ここは看護師諸君。
普段から俳優・女優であれと言ってきたからか、素か・・・
劇団ひまわりか?という役作りも見せていただき、実に有意義だったのでは
ないでしょうか。
すぐにでも活用できそうな内容でしたので、実践の場で意識してみて下さい。
次回、主任対象も同様のテーマで実施します。
乞うご期待。

秋・・・紅葉はこれから

1年前にも数回、紅葉を愛でる散策に出かけた庭園があります。
その中でも四季を通じて気に入っているのが、三渓園。

今日は薄曇・・・紅葉には少々早かったですが、良い散歩日和でした。


こちらは、えさに群がる鯉に囲まれて固まるサギの図。
庭園の池は構図としては素晴らしいのですが、鯉達はどうしても
獰猛な印象になりがちです・・・・。

看護師の力量

「ある朝、大学の廊下にH教授の叫び声が響き渡る・・・」という
書き出しのコラムがあります。
【看護のアジェンダ】目にしたことのある看護師も多いと思います。

冒頭のコラムは、最近のトイレが便座から立ち上がると自動水洗式の
ことが多く、H教授が使用しようとした便器に流されないままの物体を
見て叫んだ・・・という話です。
これは文明の発達に伴い、看護師のケア力量低下にどう対処すべきか?
というテーマに繋げる切り口となっていました。斬新ですね。
生活体験調査という内容で、とある大学は看護学生へ尋ねています。
その中で
「浴槽に湯が入っていたら、湯をかき回してから入る」という項目では、
なんと7割近くの学生が「経験がない」と回答しています。
そもそも入浴前に浴槽に手を入れる習慣がなくなっているのです。
今のお風呂は温度設定が事前にできるので、このような行為は不要ですね。
これでは入浴事故の原因になりますし、新生児の沐浴などはお湯に
手を入れて確認する、自分の肌の感覚が大切ですが、ここが学生には
ピンとこない事態になっています。
当院でも流石に看護学生では、あまり聞きませんが・・
中学生等の職業体験では、驚くような場面に遭遇することもあります。
例えば・・・
タオルが絞れないなどというのは、もはや常識の範囲内となりました。
箸が使えない⇒先割れスプーンで全て代用だそうです。
「ラーメン食べるときに、汁が一緒にすくえて便利ですよ~」と
かわいい笑顔で返された時には、絶句しました。
日本人は箸でしょ!なんて、もう通用しないのでしょう。
患者さんへの食事介助はスプーンかフォークの事も多いから、
問題ないような・・
日常生活も困ってない様子だから、いいのか・・・いいのか???

日々の仕事や様々な出来事を目にしつつ、これからの看護を考えてみます。
いろいろな事がありますね~。
それもまた楽しいです。