管理者へもエールを送ろう

スタッフも管理者も守られる存在。
3月も中盤です。
昨年の今頃は、どんな日常だっただろうかと思い返してみました。
当時は、防護服やグローブが不足していて、
そういえば不織布マスクを洗って再利用していました(本当はNG)
最前線スタッフに行き渡るように、バックヤード側は創意工夫して
対応していました。
しばらくして、メンタルサポートの重要性に気づき
(遅い!と叱責されそうですが)サポートチームを結成しました。

人の恐怖や混乱は、見えないこと・わからないことで増幅します。
そういう意味で初期の頃は、怒りの感情が前面にあったようにも感じました。

医療従事者は未知の感染症に対応する緊張感、感染や死への不安、
人を守る立場であるがゆえに、診療を介して感染拡大に関与してしまうのではないか、
家庭に持ち込まないか、などの恐怖も抱えていました。

惨事に限らず組織全体にストレスがかかる場合、
今何が起きているか、これから何が想定されているかを適切に開示し、
目的・方向性、課題や進捗を示すことが重要です。
情報共有とよく言われますが、昨年1年間は本当に共有していくことの
重要性と、正しく伝えることの難しさを痛感した年でした。

スタッフの安全安心の確保で精一杯な管理者も、同じく守られる存在です。

良くやっているね。ありがとう。
これからも、よろしくお願いします。