本人にとって「できない」状態が続くことは辛いことです。
先日読んでいたコラムに
プロのミュージシャンでも、ピアノの先生にレッスンを受け続けている
ということが書かれていて驚いたと同時にやっぱり・・と感じました。
成長はなだらかな曲線を思い浮かべるのですが、じつは曲線ではなく
階段に近いものでしょう。
正しくレッスンを続け、あきらめずに「できる」に向い続ければ、
かならず「できる」に近づくのです。
そこで大事なのが周囲の先輩や上司の存在です。
・大丈夫、ちゃんとできるようになる
・一度でできなくても、繰り返して身につく
・初心忘れず、基本に立ち戻って
こんな声をかけることで、「できる」に向うということです。
よく、褒めて伸ばすなどと言いますが、できたときに、できた事は褒めるのですが、
その課程で重要なのは励ます、支えることなのではないでしょうか。
個人だけではありません。チームも組織も同じです。
今厳しい状態でも、目標に向かって努力を怠らないことが必要です。
現状に満足してやるべきことをやらなければ、これまでできていたことが
できなくなることもあり得ます。
自分のやるべきこと、チームのやるべきこと、時々見直す時間を持ちたいものです。
成長はあるとき突然「できる」のではなく、日々の積み重ねでしか
成し得ません。