マグネットホスピタル

患者さんに選ばれる病院=マグネットホスピタルを目指すと言われて
久しいです。が・・・
マグネットホスピタルは患者さんだけでなく、医療従事者も惹きつける
病院という意味がありますね。
なぜ今そんなことを考えていたかというと、
先日看護学校の教員の方とお話する機会がありまして。
学生の実習病院に対する視点が話題にあがりました。
曰く・・
・モデルになる看護師はいたか
・人間関係が良さそうか
・自分が尊重されたか
・時間外など労働環境は実際どうか・・・・など。
良く見ていると感じる回答が返って来ました。
実習生を受け入れることは現場にとっては大変な事です。
が、実習生にとっては初めてみる看護現場であったり、
将来、自分が働く職場を選ぶ機会であるわけです。
これは実はもっとも効果的な採用活動なのです。
購読しているメールマガジンにも、同様の記事が載っていました。
しかも、
新卒社会人の退職理由(看護師だけではないですが)
堂々の1位に~「成長が望めない」!!(えー!? なんか耳が痛い。)
将来を見据えて、より良い職場、働きやすい環境を選ぶ準備をしているのでしょう。
しかも情報検索は得意な世代です。
ネットでの情報交換も我々世代より、ずっと長けています。
ただし、その善し悪しを見分ける力はまだまだ経験不足でしょう。
現実の世界では人に質問するのが苦手だったりします。
だからこそ、
職員がいきいき働く職場にするには、
「仕事の質」「個の尊重」「働く環境」が
ますます重要になります。
私達の職場環境は看護学生を惹きつける職場か?
そうありたいと願います。