病院が新しくなって5年目に入りました。
建物が美しくなると、中で働く職員への
期待値も高くなります。
職員の資質向上を考えると、接遇という2文字は外せません。
時に対応での言葉使いを指摘されることも少なくありません。
職員教育を考える時、避けては通れないのですが、難しいことでもあります。
以前にこのようなコラムがありました。
『ハンバーガーを注文すると「こちらでお召し上がりになりますか、お持ち帰りですか」と
聞かれる。残業する同僚達のために30個注文しても聞かれる。
店内で1人で30個のハンバーガーを食べられるはずはないが、
マニュアルに決められているからだ。
いまの若者は初めて敬語に接する機会は、多くの場合アルバイトである。
それまで学校や家庭で敬語を使う場面がほとんどない。
これもいかがかと考えるが、アルバイトでの接客で
敬語をどのように使うのかわからないのだ。
「千円からお預かりします」
「お弁当のほうは温めますか」
カラやホウは評判が悪いという。
NHKのとある番組では、これをコンビニ敬語と名付けていた。』
言葉と言うものは古来から変化しつつ、その次代に対応しています。
多少おかしな使い方であったとしても、相手への思いやりと尊重を
感じられる言葉使いと対応を心がけられる職員であって欲しいと
思います。