依存と自立

本日届いたメルマガ。。
そのとおり!と思ったので、ほぼ原文のまま。

【20歳になるまでは親は子供が周囲に依存しても良いことを教えれば良い。
早く依存を覚えた子供のほうが自立できる。
人の評価が気になる、どこかで今以上の何かを期待する、
すぐに成果がでないと心配、無駄なことはしたくない・・・
こんな感情の人には依存の心理が垣間見える。
心の自立が出来ていないのかも知れない。】

人は誰だって誰かに依存しながら生きています。
仕事も一人でできることなど限られています。
いろいろな人と関係を作り、いろんな依存をして、
自分の仕事を仕上げられるようになる、それが自立です。
自立はたくさんの依存によって出来上がります。
自立した人は他人の依存に応えられるようになります。
社会に出て、親だけでなく、先生、友達、複数の人に
頼ったり支えてもらうことができれば、その中で自分の解決方法を
見出せるようになります。

職場の問題として「新人が自立しない」ということを耳にします。
看護師というプロだから、社会人だから甘えは禁物というのも
わかります。
しかし、新人として周囲に依存できる経験を積むことも
これからの看護師人生を歩む上で重要なのではないでしょうか。
プリセプターだけでなく、いろいろな人から助けてもらいながら
自立していけばいいのです。
うまく依存できずに助けてもらえない人は自立ではなく、孤立です。
おせっかいな先輩が大勢必要です。

依存を経験させてから自立させる。
理にかなった教育法だと思います。

自分の新人時代を振り返り・・・自分のスタッフ指導も振り返り・・・
自分の子育ても振り返り・・・・・・・(焦!