現場主義

今から20年以上も前の映画での台詞ですが
「事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ」
ご存知の方も多いのではないでしょうか。

現場に赴くのではなく、業務効率を求めてはいませんか。
人は自分に都合の良いように物事を見たり聞いたりします。
選択的知覚と言うそうです。
自分の価値基準に合致するものだけを都合よく選択して認識するのです。
例えば
事前に情報が入っているとその情報に左右される→先入観。
また
過去に似た経験があると、なおその経験から判断する→思い込み
なども当てはまるのではないでしょうか。
かつての自分の経験、都合の良い情報、ネットや本の知識・・・
病棟にいかない人、患者さんに合わない人など、
現場に行かない人が集まって会議をすると、出てくる対策や結果は
現場感覚から離れたものになってしまいます。
それこそ「由々しき事件」です。
そうならないために自ら現場に足を運び、目と耳で現象をとらえ、肌で感じる
ことを大切にし、問題の本質を見間違えないことが大切です。

常に言い聞かせて歩いています。
今日は●●●で面白い話を仕入れました(笑  ここも現場。