9月末日

早いもので電子カルテが新しくなって1月が過ぎました。
致命的トラブルには見舞われなかったものの、細かい修正は日常的で
現場で働く職員は、かなりのストレスだったのではないでしょうか。
今も細かな修正のために、ほぼ毎日のように
打ち合わせを繰り返しています。
新電子カルテのコンセプトは「効率化」です。
医療従事者が本来業務=患者さんの傍にいること、
医療提供に時間を費やすことを目指しています。
医療提供にかかる周辺作業を極力、効率化していくことを
目標にしているので、きちんとシステムが可動し、使いこなせば
素晴らしい成果が出せるはずです。

目的に向かって、様々な職種が日々奮闘しています。
我々の本来業務が何か、原点を見つめていると思います。

明日から10月ですね。
1年もあと2ヶ月となりました。

法話

「和顔愛語  先意承問」
          (引用 仏説無量寿経 注釈版聖典P26)

和顔愛語というのは「わげんあいご」とか「わがんあいご」と読みます
先意承問というのは「せんいじょうもん」と読みます

これは極楽世界の情景の一句です。
「和顔愛語」は「やわらかな笑顔とやさしい言葉」という解説があります。

一方、「先意承問」は「相手の意志を先んじて知り、その要求を満たしてやること」と解説があります。

どちらも、なかなか難しいことです。
やわらかな笑顔とやさしい言葉があれば、もっといい関係が築けるのに
われわれ人間は、ささいなことでいがみ合ったりしてしまいます。

また、相手の意志を先に知ってということも勘違いしてしまったり、当たっていたとしても
よけいなお世話になってしまうかもしれません。
要求を満たす、 とても大変なことです。

これらは医療従事者には、必要不可欠な心構えだと思いますが、
仏教の教えから来ているのだと、今更ですが得心したのです。

時々、法話を聞きに行ってます。

昨今の日本

再び大きな台風が日本列島を縦断しそうです。
御嶽山から早4年。
先日は関西地区が大混乱、空港ですら孤島化しました。
空港内の人々の救助に船が出動とは、
陸からも空からも近づくことの不可能な状況は恐ろしいものを感じます。
さらには北海道での大地震。
震度をみれば東日本大震災と同等規模です。
今年日本は熱帯夜連続、そして台風、大地震と天変地異のオンパレードでした。
便利になるのはいいのですが、電力STOPなど大問題です。
常日頃から災害時の対応において、施設毎に訓練していますが、
いざ!という時に、
各スタッフ臨機応変な対応ができるのか、そもそも自分達や患者さんの
安全を本当に守れるのか、全員が本気で考えなくてはいけない時代到来です。
電力なしでは、全ての機能が満足に動かない世の中です・・。

ハザードマップ見直しながら、考える今日この頃。

新電子カルテ導入 1週間

日常業務を行いながら、
日常業務の必須アイテムが新しくなるのは、なかなか大変な作業です。
今回、電子カルテを新システムへ変更という作業はかなりの緊張でした。
細かな問題事項は多々ありましたが、致命的なトラブルはなく作業は進みました。
職員の頑張りに感謝・感謝です。
これから同時並行で問題点の解決と、新しい操作に慣れていくことです。
電子カルテの操作に慣れひと段落するころに、当院は救急シーズンに突入でしょうか。

しかし
9月1日に新しい端末に切り換わったのですが、画面の中にあるアイコンが
私だけ他の職員と違うのです!
それに気がついた時は愕然としました。
表示されたアイコンが、「地球」。

なんだか一人、宇宙へ飛ばされた気分・・・。

マズローの欲求

マズローの5段階欲求の話・・・
第1段階:生理的欲求
第2段階:安全欲求
第3段階:社会的・所属欲求
第4段階:承認欲求
第5段階:自己実現欲求
聞いたことのある方が多い、馴染みのあるものではないでしょうか。
ところで、リーダーが是非ともおさえておきたい欲求があります。
既にお察しかもしれませんが、それは第4段階の「承認欲求」です。
最近は、アドラー心理学をはじめ「人から認められること」を行動のモチベーションするのは
よくない…という話を聞くようになりました。
これについては、いろいろな意見があります。
ただ、現実的に考えてこれは誰もが持っている欲求です。
そして、
リーダーとして重要なのは「人と接する時」です。
部下がいるなら、その人を「承認する」ことはとても大切なことです。
「相手を認める」ということを積極的に行うべきではないでしょうか。

と、リーダーの研修で教わったのですが、なかなか難しいです。
そして、承認=認めているつもりでも、当の本人に伝わっていないこともあり
なかなか難渋しています。

リーダーとは?

災害への備え

「本日午前3時すぎに北海道南西部を震源とする最大震度6強の地震が発生」

大きな地震ー台風ー大きな地震
日本は大丈夫だろうか、地球環境は大丈夫だろうかと考えてしまいます。
今回の地震の被害に遭われていない方であっても余震はしばらく続くそうなので
いつまた発生するか分かりません。
・非常食や水を買っておく
・非常グッズを用意する
・履物を寝床の近くに置いておく
など、非常事態に備えくれぐれも注意するようにしてください。
皆様がご無事であることを心より願っております。