日本語は難しいです

日本語は難しい
よく言われますが、日本語圏内で生活しているにも関わらず
解釈が難しいと感じる場面が増えました。
よく使われるようになってしまい、すでに市民権を得ているかのような
単語「やばい」

使用される場面と、前後の文脈から推測する必要があります。
例えば
今日のメシ、「やばい」
和訳1. 「やばい」=おいしい つまり「今日のご飯は美味しい」
和訳2. 「やばい」=まずい  つまり「今日の食事はまずい」
同じ日本語ですが、意味は真逆です。
文脈や場の雰囲気から察するわけですが、大抵は和訳1.で使用されることが多いように感じます。

そもそも「やばい」という言葉は、
あぶない・不都合だ・具合がわるい、というような意味も由来も悪い人(事)に使っていたそうです。
それが若者言葉の中で「怪しい」「恰好悪い」という意味が加わり
さらに「すごい!」「すてき!」といった、肯定的な意味で使われるようになってきたという
時代とともに変化しているようです。
これは古典の中でも同様な事象が書かれているので、言葉というものは変化するものとは思いますが、

何でも一言で済ませて良いのかという疑問は残ります。