熱中症注意報からの警報

梅雨が明けてしまいました。
ジメジメした天気が続くのも嫌ですが、梅雨の季節がまったく嫌いな
訳でもなく、動植物的には必要な季節ですね。
が、梅雨明け宣言出されました。
早くないですか?
猛暑日・・・まだ6月だというのに、35℃超え。
場所によっては40℃近く、すでに人間の体温超えています。
さて
昨年は梅雨入りや梅雨明けって???と考えてみたら
コロナ明けはいつだろうと考えていて、梅雨入りやら
梅雨明けやらの記憶が全くありませんでした。

クーラーのない部屋で一人暮らしをしている愚息に
熱中症注意を伝えたら、休みの日は空調の利いた建物に
避難しているとのこと。
どこかと思いきや想定外の回答が返って来ました。
「図書館」
寝てても怒られない環境なのだそうです。
図書館ご利用の皆様・・・すいません。

あくまでも私見ですが。

街中を見ているとあれやこれやと感染対策が多すぎるように思います。
非接触式体温計での測定など、必要かなと感じています。
普段の体温が37℃前後の人もいるでしょう。
さらに非接触式体温計は1~2℃の誤差は避けられないとも言われています。
自宅で毎日健康管理目的で体温測定をする意味はあると思いますが、
建物内に入る度に実施する必要はあるのかと考えてしまいます。

個人的には継続したほうが良いと思う対策もあります。
アルコール手指消毒です。
感染症対策はCovid-19に関わらず必要なものであったはずです。
感染対策として手指衛生は基本中の基本だと思います。

マスクの是非は置いといて、
うがい・手洗い、昔から言われていたことは時代を経ても継続される
人間は凄いなと考えていました。

ふと、ナイチンゲール覚書を思い出しました。

ナースからの豆知識 ☆5

豆知識と称して、災害時の備えについて書いてきました。
5回目になりましたが、キリがいいので最終回(キリがいいとは?と一人ツッコミ)
災害時を想定して準備しておくと良い物品です。
・懐中電灯
・ラジオ
・カセットコンロ
・携帯電話の充電器(電池式など)
・ビニール袋:ゴミ袋としてだけでなく、汚れ物の選別、手袋の代わりなど
・ラップ(食品用ラップ)食器に敷いて使用すると洗わなくて済む、包帯代用など
 そして
・スニーカー!いざという時に履いて逃げる。足の裏のけがを防ぐには寝室に
 準備しておくと良いとも言われます。
 
非常用持ち出しバッグなどは、ご家庭に合わせて準備しましょう。
持ち出しやすい場所、家族がわかりやすい所に準備しておきましょう。

さて、我が家の非常用バッグを確認しておかないと・・・

            

ナースからの豆知識 ☆4

~エコノミー症候群の予防~

昨日、水分摂取は大切と書いたのですが、
水分摂取とともに、適度な運動(簡単に体を動かす)も必要です。
災害時だけでなく、天候悪化で外出があまりできない梅雨時、台風時期など
家の中でも意識して足首を動かしたり、
もも上げをするなど身体を動かしておくことが大切です。

「エコノミークラス症候群」という単語は、かなり市民権を得られたと
考えています。これは
足や下半身などにできた血液のかたまり(血栓)が、
血の流れに乗って肺の血管(肺動脈)につまり、
胸の痛み・呼吸困難・循環不全などをきたす病気です。
正式な名前は「肺血栓塞栓症はいけっせんそくせんしょう」といいます。

「エコノミークラス症候群」という呼び名は、
飛行機などの座席で長時間じっとしていて急に立ち上がったときなどに
発生しやすいことから付けられました。
飛行機だけでなく、たとえば自家用車のなかで寝泊まりしている場合などでも、
足に血栓ができやすく、発症しやすくなります。
重症になると命にかかわることがあるため、病気の正しい理解が大切です。

ナースからの豆知識 ☆3

災害時の備え
前回は歯磨き大事~の話でしたが、もっと切実な問題がありました。
ずばり「トイレ」です。
断水や停電になった場合に、トイレが使用できなくなる事があります。
そんな時は、
・トイレ専用のビニール袋をトイレにかぶせる
・段ボール箱とトイレ専用ビニール袋で簡易トイレを作る
などの方法があります。
今は様々なところで防災用品が売られていて、トイレ専用ビニール袋もあります。
組み立て式簡易トイレなどもあるので、時々確認してみて下さい。
なお、
トイレットペーパーは紙です。(当たり前か・・・)
様々な用途があるので多めに備蓄しておくと良いと思われます。

これから熱中症予防も重要な季節になります。
災害時などはトイレに行く回数を減らしたくなり、水分を控える方がいますが
脱水を予防するためにも、水分摂取は必要です。
脱水と膀胱炎の予防!とても大切です。

ナースからの豆知識 2

関東地方が梅雨入り宣言・・・
この時期には「記録的○○」というニュースが流れ、毎年のように
何かしらの記録が塗り替えられています。
避難生活は経験しない方が良いのですが、天変地異には抗えない時も
あります。
災害時の体調管理には★肺炎の予防★は重要です。
災害時だけではなく、普段の日常生活の中からも少し気にかけて
おくと、重症化しなくて済むと思います。
『歯磨き・うがい』です。
口腔内の細菌から肺炎になることもあり、歯磨きやうがいは
とても大切です。

ナースからの豆知識☆1

急な雨になり天気予報の正確さを改めて感じながら
災害時に備えることの大切さを考えていました。
家庭での準備は、それぞれの家庭の特徴にあわせて
想定しておくことが必要ですが、一般的に
ライフライン(電気・ガス・水道)が止まった場合に備えて
飲料水:3日分 (1人1日 3リットル目安)
     首都圏では1週間分と言われています。
非常食:3日分 家族の特徴に応じて
     味見をしておくと良いです!
    *特別食は避難所では準備ができない可能性も有
乳幼児食(液体ミルク・おやつなど):7日分
アレルギー食           :7日分
高齢者用食(お粥・やわらかいおかず):7日分
病状に合わせた食事:高血圧・糖尿病・腎臓病などの治療食
          普段の治療食に準じた非常食や飲み物

風味の良いゼリーや水分の多めの非常食を探し、疲れたり食欲がない
場合も食べられるように、時々味見をしつつ賞味期限の確認などを
してみると良いかと思います。
ちなみに美味しいと、ついつまんでしまい備蓄にならない(( ノД`)シクシク…