認知症予防の具体的な方法:
健康長寿医療センター研究所(東京都)や国立長寿医療研究センター(愛知県)などが提唱する
①脳の老化を防ぐ食生活 ②脳の血流をよくする運動
③脳を活性化する人との積極的交流や知的活動 ④禁煙・節酒など悪しき生活習慣の改善
これらはさまざまな疾患リスクも低減する理想的な生き方のモデルとなります。
認知症予防に効果的といわれる生活モデル
食生活
摂取するとよい成分と食材
イワシ・サバ(脳に蓄積する成分の除去、血流改善)
オリーブオイル(動脈硬化予防)/亜麻仁油・えごま油(高血圧や心臓病の改善)
パセリ・ブロッコリー(抗酸化作用)
大豆・落花生・うなぎ(抗酸化作用、生活習慣病予防)
ほうれんそう・人参(生活習慣病予防)
適量のワイン(抗酸化作用)コーヒー・緑茶(脳の伝達機能を活性化し記憶障害を改善)
「噛ミング30」の実践
食物繊維が多いレンコン・ゴボウなどの根菜類を30回以上噛んで食べ、顎を鍛えて脳の血流を促す
運動
1日30分・週2~3回・軽く汗をかくくらいの有酸素運動(ウォーキング、ヨガ、踏み台昇降など)
交流と活動
手紙、電話などによるコミュニケーション
ボランティア、地域行事、日帰りバス旅行など社会活動への参加
音楽・絵画・書道・工作・パズル・読書・将棋・碁・麻雀など知的活動への参加
日常で心がけること
おしゃれを忘れない
炊事、洗濯、買い物など日常の作業をてきぱきこなす
メモ・家計簿・振り返り日記(おとといのことを記すなど)を習慣にする
悩みは仲間や友人に相談し早めに解消、明るい気分で生活する
などなど・・・。
読んでいて気がついたのですが、凄く忙しいです。
このライフスタイルでは、認知症になる隙がないとも言えます。
もしかして、身体が動く限り働き続けろと言われているのでしょうか。