看護とAI 隠れているもの

名もなき看護
という題名のコラムを読んでいました。
自動化、マニュアル化で業務がシステム化していく中でも、
例えば連携ミスなどで、妙に時間をとられたり、順番が違ったりする
そんな経験は誰にでもあると思います。
病院であれば、次からは他のところにしようとか・・考えてしまうかも知れません。

例えば待ち時間が多少長くても、システム化されてなくて手作業でも
「今日は込んでいますね。
 あと2名くらいで呼ばれると思います。もうしばらくお待ちいただけますか」とか、
「最近の体調はいかがですか」
などの声かけがあると、安心感が与えられると言われています。

業務効率は必要です。システム化も大切です。
では看護は・・・システム化できる部分とできない部分があると思います。
マニュアルには「声かけ」とは載っていないかも知れませんが、患者さんに安心・安全を
与えるという点では看護です。
AIが発達しても、気配を察知して声をかけるのは難しいのではないかと・・・。
看護とは、もう一度考えてみても良いのではないですか。