全集中の呼吸法

以下、大好評らしい漫画より。

全集中の呼吸 = 腹式呼吸
全集中の呼吸のメカニズムは、実は普段よく耳にする「腹式呼吸」に近いです。
歌手の方がよく使われる呼吸法ですね。
全集中の呼吸の特徴は「肺を大きくし、たくさんの空気を取り込むことで、
骨と筋肉の熱を上げる」というものでした。
腹式呼吸もたくさんの空気を取り込む呼吸法なので、自然と深い呼吸ができるようになり、
「肺が大きく膨らむ」ようになるのです。
さらに腹式呼吸には「代謝が上がる」という性質があり、まさに全集中の呼吸の特徴と合致。

腹式呼吸のやり方。
その名の通り「お腹を使った呼吸法」です。
しかし、お腹を使えと言われても、よく分からないという方が多いと思います。
そこで、腹式呼吸を実践する際のポイントを、以下の3つにまとめました。

1.鼻からゆっくり息を吸い込む
2.吸った空気でお腹を膨らませる
3.お腹をへこませながらゆっくり息を吐く
まず息を吸う時は、鼻からゆっくりと息を吸い込んでください。
吸い込んだ息でお腹を膨らませると、正しい腹式呼吸に近づきます。
そして息を吐く時は、お腹を徐々にへこませながらゆっくりと。
吸い込む時間よりも、長く吐きましょう。

以上のポイントを意識し実践すれば、自然と腹式呼吸が身につきます。
複式呼吸のメリットは
1:緊張感を解くことができる
 腹式呼吸には、リラックス状態で働く「副交感神経」を刺激する効果があります。
 そのため、緊張感のある場面でも平常心でいることが可能に。
2:体内の働きが活発になる
 横隔膜の動きが活発になり酸素が多く行き渡るので、血流が改善され体温が上昇。
 その他にも免疫機能を高めたり腰痛予防など、多くの効果を体にもたらします。

さぁ、勉強に疲れたら腹式呼吸。
緊張感を解きほぐし、本番に備えて全集中!