本日は、病院の電気設備点検です。
日本全国での電気関係の事故率は、2012年をピークに減少傾向にあり、
周囲も同時に停電となる波及事故も同様に減少傾向にあるそうです。
ただし、地震等の影響により大停電に至った事案は記憶にあるのではないでしょうか。
電気の供給が停止した場合、その影響は計り知れません。
病院の場合は影響も大きく、信用も損失させるリスクを負っています。
電気設備の点検には、医療の維持だけでなく、労働者の安全を守る
という大きな意義もあります。
これらのリスクを最小化し、大切な経営資源を守る、必要不可欠なものと考えるべきです。
というわけで、なかなかに重要な点検なのですが、
病院では、特に救急医療の場面では難しい問題も発生します。
本日も点検スタートと思いきや、緊急手術症例や救急搬送が重なるなど
ヒヤッとする時間が過ぎました。
緊急手術や緊急対応が必要な場合にに備えて、自家発電は設置されており、
医業に支障はない体制を作っていますが、
不測の事態に備えて、皆で事前からマニュアルに沿って確認作業を
進め、当日は安全に進捗するように協力しています。