国家試験が近づいてきました。
私が受験生だった時は、問題集や学校のテキスト、実習記録、あらゆる紙に囲まれて過ごした日々でした。
これまでの人生の中で一番勉強した!!と思えるくらい、やりました。
(その分部屋も散らかりましたが・・・)
看護学生のみなさん、いよいよラストスパートです。
悔いのないよう、やりきってください。
そして春には同じ看護師として、現場に立てることを願っています。
by 腎臓内科・泌尿器科病棟 兼 透析室 看護科長
寒い日が続きますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
梅の花が咲いているのを見つけると、もうすぐ春が近いことを感じますね。
さて、2月19日は看護師国家試験の日です。
毎年この時期になると、看護学生の頃の自分を思い出します。
年末・お正月もなんとなく気分が鬱々とし、国家試験対策問題集を広げてはため息がこぼれ。やってもやっても不安な気持ちは晴れず・・・
試験当日は学校の先生が「きっと勝つ(と)」という願いを込めて、生徒全員に傍有名チョコレートを配ってくれました。試験後はみんなで必死に答え合わせし、予想獲得点数にお互い震え上がった記憶があります。
看護学生のみなさんも、きっと同じ気持ちで試験の日を迎えられることでしょうね。
今までやってきたこと、自分を信じて、落ち着いて問題をよく読みましょう。
名前は必ず書いてくださいね。
回答欄がずれないように、問題番号はしっかり確認しましょう。
試験中、私は心中で自分に言い聞かせ、何度も確認しました。
皆さんの努力が、きっと報われますように。
3月27日の合格発表、みなさんが笑顔で迎えられますように。
合格して、みなさんが素敵な看護師になりますように。
そして、一緒に幸病院で働きましょう!
心から応援しています。
by ICU看護科長
コミュニケーションスキル;
相手が伝えたいことは何か?看護師には、この感性はとても大切です。
看護師になったら感性が磨かれるかと言うと・・・
訓練もありますが天性の感覚という面も否めません。
ただし、常日頃から感性を磨くタイミングは多々あります。
相手の伝えたいことは何か?を読み取るには、自分の伝えたいことは
正確に伝えられているか?がkeyPointだったりします。
アサーション・アサーティブとかいう言葉を聞いたことがありますか。
「人は誰でも自分の意思や要求を表明する権利がある」
という立場に基づき、適切な自己表現を行う技法のこと。
“伝える”と“受け止める(聴く)”のバランスをとることで、自分も他人も尊重する
コミュニケーション方法であり、人間関係のスキルです。
例えば、
(1)“私”を主語にして伝える
(2)自己開示をする
(3)“聞く”のではなく相手に興味を持って“聴く”
(4)言葉と言葉以外のメッセージを一致させる
(5)自分の気持ちを率直に伝える
アサーションは、“相手”を変える、“相手”を思い通りに動かすというものではなく、
いかに“自分”を伝えていくかということがポイントです。
そのために“自分が相手に伝えたいことはなんだろう?”
“自分は相手に何をしてほしいのだろう?”など、自分の気持ちを確かめて、
そのことを正直に、率直に言語化すると良いのだそうです。
自分が伝えたことを相手がどう受け取るかは、相手にしか分からないことです。
“どう受け取られるか?”を気にするよりも、
“正直に伝える”ことに目を向けるほうが現実的です。
もちろん、言いっぱなしにするのではなく、相手の反応は受け止めましょう。
幸区内の医療機関と、
災害時本部となる区役所等13の団体・行政・訓練コントローラー総勢111名で行われた防災訓練に、
当院の防災対策チームで参加しました。
災害時に行政等関係団体と各医療機関が相互に正確な情報を伝達し共有するための訓練でした。
当院では、院内に模擬災害対策本部をつくり、
行政・他医療機関と情報を共有し、連携して、
多数傷病者を受入れるためのシミュレーション訓練を行いました。
災害時は、地域の行政機関と医療機関が連携して、地域全体の医療救護にあたる必要があります。
当院は万が一の時には、幸区の災害協力病院として活動するという役割を担うことになるため、
訓練には万全の対策で臨んだはずでしたが・・・
まだまだ多くの課題があることが明確となりました。
しかし、多くの気づきがあり、たいへん勉強になる訓練になりました。
今回の訓練で学んだことを、今後の具体的活動につなげて行きたいと思います。
by 看護師採用担当科長