ちょっと人助けしてくる

人助け・・という言葉から連想されたのですが
「情けは人のためならず」という格言を聞いたことがあると思います。
【情けは人の為ならず】
情けを人にかけておけば、めぐりめぐって自分によい報いが来る。
人に親切にしておけば、必ずよい報いがある。
(『広辞苑 第七版』岩波書店)
つまり「情けは人の為ならず」は、
「人に情けをかけると、めぐりめぐって自分や身内のためになる」という意味です。
では
「情けは人の為ならず」には続きがあると聞いたことはありませんか?
『武士道』の著者であり教育者、新渡戸稲造が書いた一節です。
「施せし情けは人の為ならず おのがこゝろの慰めと知れ
 我れ人にかけし恵は忘れても ひとの恩をば長く忘るな」
(『武士道的一日一言』新渡戸稲造著・山本史郎解釈・朝日新聞出版/2017年)
続きも含めた全体の意味は
「情けは他人のためではなく自分の心を満足させるため。
 だから、自分が他人にした良いことは忘れて、人から受けた恩は長く覚えていなさい」
深いですね。

なぜそんなことを考えていたかというと、今の自分の行動は
人の役に立っているのだろうか??と疑問がわいてきたからです。

そんなわけで(どんなわけかと一人ツッコミ)
「ちょっと人助けしてくる」と思い至りました。
皆さんが日常のわずかな時間で可能な「人助け」を知っていますか。
きっと経験したことがある方も多いのではないかと思います。
それは